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2008年05月25日

ダビング10開始決まらず実施が危ぶまれている!

 地上デジタル放送番組のDVDなどへの複製制限を現状の1回から10回に緩和する新ルール「ダビング10(テン)」の開始にメドが立たないそうです。

 当初予定されていた6月2日の開始は事実上困難となり、いつまで延期するかも決められない状況のようです。

 背景には「私的録音録画補償金」という著作権保護を目的にデジタル機器に課金する補償金制度の拡大をめぐって、著作権団体と電子機器メーカーが対立しているためです。

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 現在、地デジ番組には「コピーワンス」という複製制限があります。視聴者がDVD録画機などのハードディスク(HD)に録画した番組は、DVDに1回だけ移動でき、同時にHDの元データは消える仕組みとなっています。

 デジタル技術を応用すると画質や音質が何度コピーしても劣化せず、映画やドラマを無断複製して販売する海賊版が横行したためで、2004年に著作権団体などの意向を受けて現行規制が導入されました。

 しかし、これには何度でもコピー可能なビデオテープでの録画に慣れている消費者から不満の声が相次ぎました。「ダビング10」の導入は、こうした声を反映する形で総務省の審議会で昨年夏に決まった経緯があります。

 今回の対立の原因は、その審議会の答申にありました。答申で著作権者への配慮が明記されたため、著作権団体が補償金の対象をこれまで網がかかっていなかったハードディスク内蔵のデジタル録画機や携帯音楽プレーヤーなどにも広げるよう要求したからだそうです。

 1999年度から始まった録画の補償金制度はメーカー側がDVDやCDなどの記録装置や記録媒体の販売時に価格の数%分を徴収し、著作権者に配分している。メーカー側は著作権団体がこの制度拡大を「ダビング10」実施の条件にしていることに反発し、一気に対立が深まりました。

 北京五輪前までには「ダビング10」の実施が決まるかと思ってましたが、事実上難しくなったようです。これではメーカーだけでなく消費者にもかなりの影響がありそうです。早急に解決されてダビング10」が実施されることを望みたいです。

□関連記事
ダビング10 - Wikipedia
□参考記事
地デジ番組複製「10回OK」、予定日目前で開始決まらず
【主張】ダビング10 まずスタートして議論を



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