まずPCI Express対応の内蔵型「GV-MVP/HS」を出荷し、順次PCIモデル、USB2.0接続モデルを発売するそうです。
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この製品をPCに取り付けることで、地上デジタル放送録画機能を搭載しないパソコンでも、1440×1080ドットのハイビジョン画質で地上デジタル放送の視聴や録画が可能となります。
「GV-MVP/HS」のサイズは約125(幅)×95.3(高さ)×14(奥行き)ミリ。アイ・オー・データ機器はアナログ製品で培った技術を生かし、ノイズを抑える回路設計や、1スロットに納める省スペースサイズを実現したとしています。アナログ用録画・視聴ソフト「mAgicTV」をベースに、地上デジタル放送のEPGや字幕、データ放送、双方向サービスに対応した「mAgicTV Digital」を開発中としています。
これまで、PCにアドオンする地上デジタルチューナーの単体販売を放送業界は認めませんでしたが、デジタル放送の普及に向けて解禁する意向を明らかにしていました。今後はアイ・オーをはじめとして周辺機器各社からパソコン用の地上デジタルチューナーの製品の発売が相次ぐことになりそうです。
□関連サイト
■I-O DATA Press Release
□参考記事
■アイ・オー、PC用地デジチューナーカードを発売へ 単体販売解禁に
■アイ・オー、地デジ対応のTVキャプチャーカード「GV-MVP/HS」の開発を発表
■パソコン用の外付け地デジチューナーが発表、デスクトップやノートパソコン用など3種類
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