日本インターネットプロバイダー協会など通信関連4団体は2008年3月17日、ネット上の通信が込み合って速度が低下するいわゆる「ネット混雑」を解消するための指針案をまとめ4月に正式に決定するそうです。
先日、国内のプロバイダ(接続業者)が加盟する四つの業界団体が、ファイル共有ソフトを使ってファイルを常習的にダウンロード・アップロードを繰り返している利用者に対して、インターネットへの接続を強制的に切断することで合意したことをお伝えしましたが、毎日新聞社の記事によると、Winny利用を理由にした強制切断は認められない方向になるそうです。
そしてファイル共有ではなく頻繁に動画サイト閲覧を繰り返すヘビーユーザーについては、一定の制限を課すことが認められたとのことです。
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指針案は、動画ファイルなどの大量の送受信を行ういわゆる「ヘビーユーザー」のため、他の一般利用者の通信品質に支障が生じている場合、ネット接続事業者がヘビーユーザーの利用に一定の制限を課すことを認めるそうです。しかし、制限の行き過ぎに対する歯止めとして、制限の程度や条件を事前に契約約款などに記載しておくことを条件とするそうです。
一方、著作権法に触れるのコンテンツも含まれている「ウィニー」などのファイル交換ソフトによる通信については、ネット接続事業者が「ネット混雑」を理由に、完全に利用できなくすることは原則として「認められない」としました。契約約款に記載するだけでは認めず、メールなどで個々のサービス利用者の同意を得ることが必要だとしました。
これが4月に正式に決定すればウィニーを利用していて、プロバイダ側が強制的にネットの接続を切断することはなくなるようです。しかし、プロバイダによっては通信速度などの制限が違うので、ファイル交換ソフトの利用者はプロバイダを比較して見極める必要がありそうです。
□関連サイト
■社団法人テレコムサービス協会
■社団法人電気通信事業者協会(TCA)
■社団法人日本インターネットプロバイダー協会
■日本ケーブルテレビ連盟
□参考記事
■ネット混雑:関連4団体解消へ指針 ヘビーユーザー制限も
■Winny利用を理由にしたインターネットからの強制切断は認められない方向に
□関連記事
■Winnyなどのファイル交換ソフト常習者に対してネット切断措置!
ITニュースTODAY
> インターネット > Winny利用でネット強制切断は認められない方向に
2008年03月18日
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