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2008年12月09日

有機ELで携帯電話にデータ転送する情報通信システムを開発

 信州大学繊維学部の谷口彬雄教授とフジクラ、ハリソン光技術研究所による共同研究チームは、携帯端末を有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)の光源にかざすだけで、データを取り込むことができる情報通信システムの実用化モデルの開発に成功したそうです。

 実用化モデルでは携帯を有機ELが埋め込まれたポスターにかざすだけで瞬時に広告などの大量デジタルデータを入手でき、新たな携帯サービスとしての活用を見込んでいるそうです。

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 有機ELから点滅する光にデータが載せられていて、携帯端末のセンサーで直接データを取り込む仕組みです。有機ELが埋め込まれたポスターや広告が点滅することで、通行人に所在をアピールすることができるそうです。携帯端末をポスターにかざすだけで、ほとんど立ち止まることなく、店舗の割引クーポン券や地図情報などを入手することができるのが特徴のようです。インターネット接続などの手間も省くことができるとしています。基本的な技術開発には2007年に成功してましたが、実用化に向けて、通信速度を2倍に向上させ、さらに実用化に近づけたそうです。

 研究チームは、曲げても機能性が損なわれないなどポスターとの一体化をはかった有機EL素子の開発に取り組んでいるそうです。今後、データ伝送速度を現在の2倍超にあたる1秒当たり1メガビットにまで向上させる予定だそうです。携帯端末への搭載やサービス展開に向け、端末メーカーや広告代理店へ売り込み、数年後の実用化を目指すそうです。

 現在は携帯電話でQRコードのデータを取り込み、インターネットに接続、情報をダウンロードする方法が一般的ですが、有機ELによる情報通信システムが実用化されれば用途が広がりそうです。

□関連サイト
谷口研ホームページ
株式会社フジクラ
ハリソン東芝ライティング ハリソン光技術研究所
□参考記事
有機ELで携帯にデータ転送 信州大とフジクラなど実用化モデル
□関連記事
長寿命小型有機ELディスプレイを東芝松下ディスプレイと出光が共同開発



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