一方、イー・モバイルは9月9日、HTC製の新機種「タッチ ダイヤモンド」を投入すると発表しました。ソフトバンクモバイルが派手なPRを展開する米アップル製「iPhone 3G(アイフォーン3G)」に対し、ライバルが包囲網を形成した格好となりました。
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NTTドコモが投入するのは、カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)による「ブラックベリー」シリーズの最新機種「ボールド」。ブラックベリーはビジネスでの実用性が高く、北米スマートフォン市場で首位の人気ブランドだそうです。
携帯電話会社で唯一、スマートフォンを販売していないKDDI・auも、HTCが6月に発表した「タッチ プロ」と呼ばれる機種で新規参入するそうです。発売は年明け以降となるようですが、先進的な機種の投入を宣言して個人顧客を引き留め、法人顧客の開拓にも早期に取り組んでいく考えのようです。
イー・モバイルは、HTCが5月に発表した「タッチ ダイヤモンド」を10月上旬に発売するそうです。主にタッチパネルで操作する軽量モデルで、機能や顧客層はアイフォーンに最も近いとみられています。
日本のスマートフォン市場では、ソフトバンクが「iPone 3G」で先行していますが、他の携帯会社も高性能な新機種で対抗することで、ユーザーの選択肢が広がることで販売競争が激しくなりそうです。
□関連サイト
■SoftBank
■NTTドコモ
■イー・モバイル
■au by KDDI
□参考記事
■http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0809/10/news040.html
■http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20380134,00.htm
■http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080910_au_touch_pro/
■http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/itbiz/177215/
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