無線ネットワークを利用した au携帯電話のソフトウェア更新機能「ケータイアップデート」による修正版ソフトウェアの提供が22日から開始されました。
◆ITニュースランキングで最新記事を見る

◆au携帯不具合に関する詳細情報 ⇒

対象となる携帯電話の機種は、カシオ製の「W62CA」、日立製作所製の「W62H」、京セラ製の「W43K」「W44K」「W44K II」「W44K II カメラなし」「W51K」「W53K」「W61K」「W62K」「W63K」「W64K」、三洋電機製の「W43SA」「W51SA」「W52SA」「W64SA」「W53SA」「W62SA」「W63SA」「W54SA」「W61SA」、シャープ製の「W62SH」、ソニー・エリクソン製の「re」「W54S」「W61S」、東芝製の「W56T」「W61T」「W62T」「Sportio」、au Design project の「INFOBAR 2」「MEDIA SKIN」の、合計31機種です。
新品で購入した製品では今回の事象は発生することはなく、以下の2つの条件が重なった場合に発生する可能性があるそうです。
(1)友人からもらい受けた端末に機種変更するなど、過去に契約履歴があるau端末を利用している場合。
(2)BREWアプリを1度も利用したことがない場合。
利用者には22日から順次お知らせメールを送信し、ケータイアップデートを促すそうです。アップデートを適用しなくても、BREWアプリを利用するか、「アプリ」ボタンを押して初期設定を行えば問題を回避できるそうです。
「アプリ」ボタンの押下にて「初期設定画面」に遷移しない場合は、「初期設定」は完了しているので、初期設定作業の必要はないとのことです。
ケータイアップデートには、「W62T」「Sportio」「re」など一部機種で発生する、「メール通信に失敗する」「カメラ起動中に電源がリセットする」など8種類の不具合解消プログラムも含まれているそうです。
各機種の「ケータイアップデート」の開始時期は、「W51K」「W53K」「W61K」「W62K」「W63K」「W64K」「W43SA」「W51SA」「W52SA」「W64SA」「W62SH」「re」「W62T」「Sportio」「MEDIA SKIN」が8月22日。
「W62CA」「W62H」「W43K」「W44K」「W44K II」「W44K II カメラなし」「W53SA」「W62SA」「W63SA」「W54SA」「W61SA」「W54S」「W61S」「W56T」「W61T」「INFOBAR 2」が8月29日となっています。
対象となる携帯端末を使用していますが、BREWアプリを利用しているのですが、念のためにアプリボタンを押しましたが、初期設定画面が表示されなかったので、該当する不具合は発生しないようです。該当するau携帯電話を使用されている方は確認をしたほうが良いでしょう。あまり不具合が多いとauのユーザーがMNPで他社に変えることも出てくることになるかも知れません。
□関連サイト
■au by KDDI
■ケータイアップデートのお知らせ ケータイアップデート au by KDDI
□参考記事
■au携帯31機種で不具合 ソフト更新で対応
■au 携帯31機種に不具合で「ケータイアップデート」開始――ソフトウェア更新情報
■auの31機種に不具合、ソフトウェア更新を提供
□関連記事
■KDDIがMNP導入後初の転出超 ソフトバンクは転入超 7月携帯電話契約MNP
■ソフトバンク13カ月連続で純増数トップ2008年5月携帯契約数
■NTTドコモ国内シェア50%割る2007年度携帯電話契約数
■KDDIがSoftBankを逆転5ヶ月ぶりに首位MNP転入者数