開発された光ディスクは、DVDやBlu-ray Disc同様の12cmディスクで厚さも同様に1.2mmです。16層にまで積層できることが最大の特徴で、1層分の記録容量はBlu-ray Discと同様の25Gバイトで、合計で約400Gバイトの容量となります。
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光ディスクにおいて多層化を進めると、安定した再生信号を得ることが困難になりますが、同社では他の記録層からのノイズを低減する構造などを開発することで、16層という多層ディスクを実現したとのことです。
開発されたディスクは再生専用ですが、記録型ディスクへの技術応用も可能で、対物レンズなど光学仕様はBlu-ray Disc規格と同一のため互換性を持たせることが可能だということです。
再生だけでなく録画することも可能であれば、この技術を応用したBlu-ray Discレコーダーが発売されるかも知れません。
□関連サイト
■パイオニア、400ギガバイトの大容量をもつ再生専用光ディスクを開発
□参考記事
■1枚に400Gバイト--パイオニア、16層の光ディスク技術を開発
■パイオニア、世界初の16層ディスク技術を開発
■記録容量は400GB、パイオニアがBlu-rayと互換性を持つ光ディスクを開発
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