答申によると「経済的な理由でテレビが視聴できなくなり、災害時を含めて必要な情報を得られなくなる事態が生じないよう、支援を行うことが適当」とし、2009年度から生活保護世帯(約107万世帯)に対して、受信機器(チューナー)を無料で配布するよう提言しています。
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地上デジタル放送の視聴には、対応するアンテナとチューナーが必要となります。経済状況等により、対応機器の購入が困難な世帯に対して、政府は2009年度から2011年の間に簡易型チューナーを現物支給する意向のようです。また、必要に応じてアンテナ改修費や、室内アンテナの給付も検討されるそうです。
前回の答申を引き継ぎ「来年夏までに5000円程度の安価なチューナーを開発できるよう取り組むべき」としています。
地上波のテレビ放送はアナログ放送から地上デジタル放送へ2011年7月に完全移行されますが、無料配布に該当しない世帯でも安い価格の地デジチューナーが発売されるのを待ってから購入したほうが良いかも知れません。
□関連サイト
■情報通信 (IT政策) - 情報通信審議会
■地上デジタルテレビ放送のご案内
□参考記事
■地デジチューナー、生活保護世帯に無料配布へ 情通審答申
■地デジチューナー、生活保護世帯に無償配布--総務省方針